manga-historymanga-history

『FLiP vol.1 日本マンガ学会歴史学習部会誌』

  • ダウンロード商品
    ¥ 500

『FLiP vol.1 日本マンガ学会歴史学習部会誌』 日本マンガ学会 歴史学習部会(編) A5判、130頁、カラー 日本マンガ学会歴史学習部会の活動をまとめた部会誌『FLiP vol.1』の電子データ(PDF)版です。 創刊号となる今回は、2022年に開催したオンライン・シンポジウム「マンガ史の書かれ方×見つめ方――アイケ・エクスナ『コミックスと”物語マンガ”の起源』を巡って」の内容と、2023年の春に非公開で行った鈴木伸一氏のインタビューを収録しています。加えて、それぞれの内容を補足する研究報告と解説を掲載しています。 特集Aは、エクスナ氏の著書「Comics and the Origins of Manga: A Revisionist History」(『コミックスと”物語マンガ”の起源』)の紹介と検討を目的としたシンポジウムをもとにしています。本書は、戦前期の日本において、アメリカ発のコミックスが輸入されるなかで現代的なマンガ表現が形成されていった過程を、「視聴覚マンガ」(Audiovisual Comics)という概念を鍵として詳細に論じています。対談の内容に加えて、イベント冒頭に行われたエクスナ氏による内容紹介のプレゼンテーションをもとにした原稿を掲載しております。また、同シンポジウム内で新美が発表した戦前日本漫画と海外漫画の影響関係についてのプレゼンテーションも、独立した原稿として収録しております。さらに対談を踏まえて見えてきた課題と展望について、陰山が解説を加えています。 特集Bの中心となる鈴木氏へのインタビューは、3万字を超えるボリュームとなっています。アニメーション制作会社「おとぎプロダクション」(おとぎプロ)や「スタジオゼロ」、鈴木氏の満洲の記憶、当時の漫画/マンガ業界の状況、上京以前の描き版の画工としての体験など、様々な話題をめぐって縦横無尽に展開します。さらに、マンガ家としての鈴木氏という視点から『漫画少年』への投稿作を含めたマンガ作品について総覧する解説を川島が、アマチュアのアニメーション作家に鈴木氏が与えた影響についてまとめた解説を森下が、それぞれ執筆しています。 マンガ史・アニメーション史において重要な議論をご紹介するものができたと自負しております。ぜひお求めください。 【内容】 特集A シンポジウム マンガ史の書かれ方×見つめ方 講演:1890-1930年代における視聴覚マンガの登場と世界的普及(アイケ・エクスナ) 研究報告:戦前日本における海外漫画の流入(新美琢真) 討議:マンガ史の書かれ方×見つめ方(アイケ・エクスナ+佐々木果+新美琢真+鶴田裕貴+陰山涼) 解説:「視聴覚マンガ」の射程、その可能性と論点(陰山涼) 特集B 鈴木伸一氏インタビュー インタビュー:漫画とアニメーション、大人漫画と子供マンガ、商業と非商業の交差 解説:マンガ家・鈴木伸一(川島丈尚) 解説:鈴木伸一のアマチュアへの貢献――小松英人と相原信洋との関係を中心に(森下豊美)

『FLiP vol.1 日本マンガ学会歴史学習部会誌』
『FLiP vol.1 日本マンガ学会歴史学習部会誌』
『FLiP vol.1 日本マンガ学会歴史学習部会誌』
『FLiP vol.1 日本マンガ学会歴史学習部会誌』
『FLiP vol.1 日本マンガ学会歴史学習部会誌』 日本マンガ学会 歴史学習部会(編) A5判、130頁、カラー 日本マンガ学会歴史学習部会の活動をまとめた部会誌『FLiP vol.1』の電子データ(PDF)版です。 創刊号となる今回は、2022年に開催したオンライン・シンポジウム「マンガ史の書かれ方×見つめ方――アイケ・エクスナ『コミックスと”物語マンガ”の起源』を巡って」の内容と、2023年の春に非公開で行った鈴木伸一氏のインタビューを収録しています。加えて、それぞれの内容を補足する研究報告と解説を掲載しています。 特集Aは、エクスナ氏の著書「Comics and the Origins of Manga: A Revisionist History」(『コミックスと”物語マンガ”の起源』)の紹介と検討を目的としたシンポジウムをもとにしています。本書は、戦前期の日本において、アメリカ発のコミックスが輸入されるなかで現代的なマンガ表現が形成されていった過程を、「視聴覚マンガ」(Audiovisual Comics)という概念を鍵として詳細に論じています。対談の内容に加えて、イベント冒頭に行われたエクスナ氏による内容紹介のプレゼンテーションをもとにした原稿を掲載しております。また、同シンポジウム内で新美が発表した戦前日本漫画と海外漫画の影響関係についてのプレゼンテーションも、独立した原稿として収録しております。さらに対談を踏まえて見えてきた課題と展望について、陰山が解説を加えています。 特集Bの中心となる鈴木氏へのインタビューは、3万字を超えるボリュームとなっています。アニメーション制作会社「おとぎプロダクション」(おとぎプロ)や「スタジオゼロ」、鈴木氏の満洲の記憶、当時の漫画/マンガ業界の状況、上京以前の描き版の画工としての体験など、様々な話題をめぐって縦横無尽に展開します。さらに、マンガ家としての鈴木氏という視点から『漫画少年』への投稿作を含めたマンガ作品について総覧する解説を川島が、アマチュアのアニメーション作家に鈴木氏が与えた影響についてまとめた解説を森下が、それぞれ執筆しています。 マンガ史・アニメーション史において重要な議論をご紹介するものができたと自負しております。ぜひお求めください。 【内容】 特集A シンポジウム マンガ史の書かれ方×見つめ方 講演:1890-1930年代における視聴覚マンガの登場と世界的普及(アイケ・エクスナ) 研究報告:戦前日本における海外漫画の流入(新美琢真) 討議:マンガ史の書かれ方×見つめ方(アイケ・エクスナ+佐々木果+新美琢真+鶴田裕貴+陰山涼) 解説:「視聴覚マンガ」の射程、その可能性と論点(陰山涼) 特集B 鈴木伸一氏インタビュー インタビュー:漫画とアニメーション、大人漫画と子供マンガ、商業と非商業の交差 解説:マンガ家・鈴木伸一(川島丈尚) 解説:鈴木伸一のアマチュアへの貢献――小松英人と相原信洋との関係を中心に(森下豊美)